Sustainability
社会活動
2022/12/1更新
認定NPO法人ロシナンテスへの支援
スーダンの子どもたちのためにツバメの巣のキャンディーを作りました
アフリカ・スーダンの子どもたちのためにツバメの巣の栄養がぎっしり詰まった特別なキャンディーを作り、NPO法人ロシナンテスを通じてスーダンへお送りしました。 始まりは4年前。友人からNPO法人ロシナンテスの川原尚行さんの話を聞き、NHK番組「プロフェッショナル 仕事の流儀」での特集を見て、その生き方に感銘を受けた代表稲冨が「何としても川原さんに会いたい!」と熱い想いを募らせ、紹介していただいたのがきっかけです。
川原尚行さんは医者がいない村に医療を届ける活動を行なっています
川原さんは20年以上続く内戦や貧困、病が蔓延するスーダンへ外務省医務官として赴任。大使館職員とその家族しか治療できない自分の立場のもどかしさと、目の前で苦しむ現地の人びとを救いたい一心で外務官を辞職して、単身で現地へ出向き医療活動を再開。川原さんの行動に賛同した高校時代のラグビー部の仲間たちと一緒に「みんなはひとりのために、ひとりはみんなのために」と、今できることを自分たちでやっていこうと設立したのが「NPO法人ロシナンテス」です。
志の高さに触れて想いを巡らせる
稲冨は、川原さんにお会いして以来、ずっと「何かしたい」と想いを募らせ、「アナツバメの巣を使って何か貢献できないか」と構想していました。そんな時に、ふっと思い出したのがマレーシアでのことでした。毎年ツバメの巣の採取で訪れるマレーシアの洞窟で、現地スタッフへの労いの気持ちを込めてキャンディーを持参するのですが、本当に何もないジャングルのど真ん中だと、このキャンディーがとても美味しく現地スタッフがみんな喜んでくれるのです。その光景を思い出したとき、「痩せ細ったスーダンの子どもたちに、栄養が豊富で免疫力も高めてくれるアナツバメの巣キャンディーを贈ることができたら?」と、ピンときたと言います。
栄養が豊富なツバメの巣キャンディーを届ける
すぐにエネルギー源として吸収される糖分にアナツバメの巣の栄養をぎっしりと詰め込んだキャンディー!しかし、実際に濃度の高いツバメの巣エキスをキャンディーに凝縮するのは簡単なことではありませんでした。何度も何度も試作を重ね、ようやく納得のいく、どこにもない最高品質のツバメの巣キャンディが完成したのです!想いが詰まったアナツバメの巣キャンディ第一弾を2017年12月に川原さんの元へ届けました。送ったキャンディーは、現地の診療所で配布されました。現在も継続的にキャンディーを送りながら、ロシナンテスへの活動支援も行っています。